感染性疾患
かぜ、急性中耳炎、副鼻腔炎、気管支炎、肺炎、嘔吐下痢症、尿路感染症、水痘(みずぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)など
皮膚疾患
乳児湿疹、汗疹(あせも)、虫刺され、伝染性膿痂疹(とびひ)、伝染性軟属腫(水いぼ)など
アレルギー疾患
アトピー性皮膚炎、気管支喘息、食物アレルギー、アレルギー性鼻炎など
おしっこ関連
夜尿症、昼間尿失禁(昼間のお漏らし)、頻尿、検尿異常(血尿、タンパク尿)、腎炎、ネフローゼ症候群など
その他
便秘、頭痛、めまい・立ち眩み、起立性調節障害、過敏性腸症候群、登園渋り、チック、夜泣き、乗り物酔い、原因が不明または治療で良くならない以下の症状(喉の違和感、腹痛、食欲不振、長引く下痢、足の痛み、円形脱毛症、思春期の体調不良など)など
かぜや急性胃腸炎などの多くはウイルス感染症によるものです。
WHO(世界保健機構)は不要な抗菌薬を使用しない方針を2015年に世界各国に提言しています。
これは薬剤耐性菌から我々ヒトや動物を守るためです。
当院においても、これを遵守し溶連菌感染症や中等症以上の急性中耳炎、尿路感染症など必要な場合に限り抗菌薬を処方します。
医療用エキス製剤といって保険で認可されたものを処方しています。
漢方薬は新生児から服用でき、普通のお薬と違った作用で症状を改善していきます。
かぜ薬と併用することでより早く良くなったり、効果も1回服用するだけでも良くなったりすることもあります。
飲みにくいですが、美味しく飲める方法も伝授しています。
但し、無理強いはしません。
小児期のアトピー性皮膚炎や気管支喘息は治っていくことが多い病気ですが、しっかりとした治療を継続することが大事になります。
当院ではアレルギー検査(血液検査)も実施し、お子さんに合った治療を継続していきます。
喘息発作が強い場合は吸入器による治療も行っています。
なお、当院では食物アレルギーに対する食物負荷試験は行っていませんので必要に応じて近隣の専門病院をご紹介します。
5歳を過ぎても夜間にお漏らしすることがあるのを夜尿症と言います。
小学校入学を機に受診しましょう。治療には時間がかかることもありますので、学校の宿泊行事が始まる前には治るようにしたいものです。
生活指導を含めて当院では専門的な治療を提供していますので一度ご相談ください。
幼児期の便秘症は5人に1人位いるとも言われています。
離乳食開始時期やトイレットトレーニングで悪化することもあります。
しっかりと治してあげないと長期化したり腹痛が強くなり辛い思いをすることもあります。
夜泣きやチック、頭痛、起立性調節障害、過敏性腸症候群など普通のお薬では治りにくいものは漢方薬での治療も行っています。
なかなか良くならない症状については一度ご相談ください。
当院を受診され、より精密な検査や高度の治療が必要と判断した場合は他の医療機関をご紹介します。
昭和大学藤が丘病院、昭和大学横浜市北部病院、聖マリアンナ医科大学病院などと連携していますので病状に応じて紹介先を決めています。
当院では前日までのインターネットでの予約制としています。ただし、ワクチンの在庫により当日の申し込みでも接種可能な場合もありますので、お電話か窓口でお問い合わせください。
接種の時間帯は予防接種専用時間帯を設けていますが、一般診療時間帯でも予約は可能です。
なお、BCG接種は予防接種健診専用時間帯のみ接種可能となりますのでご了承ください。
横浜市以外に在住の方で定期接種をご希望の場合は、前日までにクリニックまでお電話ください
定期接種:ヒブ、小児肺炎球菌、4種混合、2種混合、B型肝炎、麻しん風しん混合、水痘、日本脳炎、BCG、ロタ、子宮頸がんワクチンの全ての定期接種を接種できます。
任意接種:おたふくかぜ、インフルエンザ、3種混合
*定期接種の年齢から外れてしまった方や子宮頸がんワクチン接種希望の方は、インターネットでの予約ができません。
お電話でお問い合わせください。
当院では生後2か月からの同時接種を推奨しています。
同時接種について「どうなんだろう?」「本当に大丈夫?」というお父さん、お母さんもいらっしゃるかと思います。
日本小児科学会が以下のような見解を発表しています。
諸外国では一般的に行われている医療行為であり、必要なワクチンを適切な時期に適切な回数を接種することが重要である。
・同時接種による各ワクチンの有効性について影響は出ない
・同時接種による有害事象や副反応の頻度は上がらない
・メリットは、
①ワクチンの接種率向上 ②ワクチンで予防できる病気から早期に守られる ③保護者の経済的・時間的負担の軽減
*同時接種をご希望されない方は接種計画について個別に対応しますので、ご相談ください。
当院では1歳過ぎまでは大腿(太もも)に接種しています。この接種部位に関しては2011年に日本小児科学会から推奨されています。
理由は、
①諸外国では一般的 ②上腕(うで)よりも痛みが少ない ③接種部位が広く同時接種に適している
- 母子手帳、横浜市から送られてきている問診票(定期接種のみ)を忘れず持参してください(母子手帳をお忘れの場合は接種を見送りますのでご注意ください)
- 来院後に体温測定、任意予防接種問診票の記載、初診時は初診問診票の記載などありますので、予約の10分前にはお越しください
当院では前日までのインターネットでの予約制となっています。健診可能な時間帯は健診専用時間となっています。
横浜市の無料券がある方は忘れずお持ちください。
健診と同時に予防接種をご希望の方は健診予約を入れたうえで、お電話でご希望のワクチンをお伝えください。
- 母子手帳を忘れず持参してください(母子手帳をお忘れの場合は健診を見送りますのでご注意ください)
- 来院後に身長・体重・頭囲・胸囲の計測、初診時は初診問診票の記載などありますので、予約の10分前にはお越しください
当院では入園・入学前の一般健康診断も行っています。
健診可能な時間帯は健診専用時間となっています。ご希望の方はインターネットでご予約の上、お電話か窓口にご連絡ください。
但し、レントゲン検査や視力表を用いる視力検査、器械を使用する聴力検査はできません。
予約時間の10分前までにお越しください。